MENU

無料お見積り・ご相談はこちら

0586-82-1383

電話受付 9:00~17:00 水曜定休

【冬の解体工事】寒い季節でも安心して工事を進められる理由、注意点について

皆様こんにちは!一宮解体センターです。
11月に入り、ようやくですが朝晩を中心に寒い季節がやってきましたね!

この季節になると、

「冬でも解体工事ってできるの?」
「雪や凍結で遅れることはないの?」
といったご質問を、この時期になると多くいただきます。

結論から言えば——冬の解体工事も問題なく行えます。
ただし、他の季節とは違う注意点や工夫が必要です。
今回は、私たちが冬場の現場で心がけているポイントを、実際の対応例を交えてご紹介します。


寒い冬でも解体工事は可能!その理由とは?

解体工事は、雨天や強風、台風などの悪天候を除けば、一年を通して施工が可能な工事です。
特に冬は、梅雨や台風のような長期的な天候不良が少なく、意外とスケジュールが安定しやすい時期でもあります。

また、自治体によっては年度末(3月末)までに補助金を使い切る申請期限が設定されているケースもあり、冬場に駆け込みで解体される方も多いです。

とはいえ、寒冷による作業環境の変化や安全面のリスクがあるのも事実。
私たちは、季節に合わせた「冬仕様の現場管理」で、安心・安全な工事を行っていますので、ここでご紹介いたします。

■冬場の工事現場で注意している3つのポイント

① 【凍結・滑り防止対策】

特に朝の時間帯や降雪が予想される際は、路面や足場が凍結することがあります。
特にコンクリート基礎や、足場などの鉄板上は非常に滑りやすく、危険です。

一宮解体センターでは、作業前に現場全体をチェックし、凍結部分には融雪剤や砂を散布
職人全員に滑り止め付きの安全靴を支給し、転倒事故の防止を徹底しています。

また、重機のキャタピラにも泥や氷が付着しないようにこまめに清掃し、機械の動作不良を防いでいます。

② 【寒さ対策と作業員の安全管理】

冬場は体温の低下による集中力の低下や手足のしびれが起こりやすく、
安全確認の遅れやミスにつながる恐れがあります。

そのため、毎日の朝礼ではまず体調確認とウォーミングアップを実施。
ポケットカイロ・防寒インナー・防風ジャケットなど、防寒装備の統一支給も行っています。

さらに、休憩所には暖房器具と温かい飲み物を常備
「寒い現場でも快適に、安全に働ける環境」を整えることが、結果的にお客様の工期短縮・品質維持にもつながります。


③ 【コンクリート基礎の撤去と養生】

冬季の地面は冷たく締まっており、重機の振動で地盤が滑りやすくなることがあります。
そのため、基礎撤去時には作業範囲を限定し、周辺地盤の凍結状況を確認してから慎重に施工します。

また、整地後は凍結による地割れや沈下を防ぐための転圧養生を丁寧に行います。
これにより、春になっても土地の状態が安定し、次の土地活用(駐車場・新築計画など)がスムーズになります。

せっかく建物が無くなってスッキリしたのに、地盤面が荒れていては嫌な気分になってしまいますよね。

実際の現場から 冬の冷気の中でも安全第一

今年初め頃に施工した、一宮市内・木造2階建ての解体工事現場では、朝の気温が氷点下まで下がる日もありました。

現場では、作業前に凍結チェックと散水中止の判断を行い、粉塵対策は代替のミスト散布に切り替えました。
こうした柔軟な対応ができるのも、現場経験が豊富なスタッフが揃っているからこそです。

お客様からも、
「寒い中でも丁寧に対応してくれて感謝しています」
「近隣の方にも配慮してくれて助かりました」
といったお言葉をいただき、私たちも心が温まりました。


■ 冬だからこそのメリットもあります

冬場は、解体業界全体でやや工事の予約が落ち着く時期でもあります。
そのため、

  • スケジュール調整がしやすい
  • 見積もり・現地調査の予約が取りやすい
  • 春からの土地活用に向けて早めに準備できる

というメリットもあります。
「春に新築予定」「来年度から土地を活用したい」という方には、冬のうちに解体を済ませておくのが理想的です。


■ まとめ:冬でも“安全・確実な解体”を

現場で作業する者にとって冬は寒さとの戦いでもありますが、安全管理と工程調整を徹底すれば、工期・品質・安全のすべてを両立できる季節です。

一宮解体センターでは、季節を問わずお客様に安心していただけるよう、気温や天候に応じた最適な工法・管理体制で対応しています。

最後までご覧頂き有難うございました。