古家の売却と解体についてpart2

愛知県にお住まいの皆様こんにちは！
一宮市をはじめとした尾張地域密着の解体外構改修工事専門店の一宮解体センターです。皆様はいかがお過ごしでしょうか？

「売却前提で実家を解体することにしたけど、何か注意すべきことはある？」
「解体後に近隣とトラブルにならないか心配…」

古家を解体して売却する場合、解体時期だけでなく、解体前の準備や解体後の対応も重要です。特に、境界標、越境物、近隣との関係性については、事前にしっかりと確認しておくことで、売却後のトラブルを回避できます。

そこで本日のテーマは、古家の売却と解体についてpart2　～売却前提で解体する場合の注意ポイント(境界標、越境物是正、解体後の近隣との関係性)～ついて詳しく解説します。

境界標の確認：隣地との境界線を明確に

解体前に必ず確認しておきたいのが、土地の境界標です。境界標は、隣地との境界線を示す重要な目印です。

• 境界標の有無を確認する：
  • 境界標が設置されているか、設置されている場合は位置が正しいかを確認しましょう。
  • 境界標がない場合は、土地家屋調査士に依頼して境界確定測量を行う必要があります。
• 隣地所有者との合意：
  • 境界標の位置について、隣地所有者と合意しておくことが重要です。
  • 合意がないまま解体工事を進めると、後々トラブルになる可能性があります。

境界標が不明確なまま解体してしまうと、売却後に隣地との境界線トラブルに発展する可能性があります。解体前に必ず境界標を確認し、必要であれば境界確定測量を行いましょう。

越境物の是正：トラブルの種を事前に解消

越境物とは、自分の土地に隣地の建物や樹木などがはみ出している状態、またはその逆の状態を指します。越境物は、売却後のトラブルの原因となるため、解体前に対応を検討しておく必要があります。

• 越境物の有無を確認する：
  • 建物、樹木、塀など、越境しているものがないか確認しましょう。
• 隣地所有者との協議：
  • 越境物がある場合は、隣地所有者と協議し、撤去や移設などの対応を決めましょう。
• 合意書の作成：
  • 越境物をそのままにして、将来的に是正する旨の合意書を取り交わして解決する場合もあります。協議内容を合意書にまとめ、双方で署名・捺印、その合意書を買主に継承します。

越境物を放置したまま解体・売却してしまうと、売却後に買主と隣地所有者との間でトラブルになる可能性があります。解体前に越境物を是正し、トラブルの種を摘み取っておきましょう。

解体後の近隣との関係性：良好な関係を維持するために

解体工事中は、騒音や粉塵などで近隣住民の方に迷惑をかけてしまう可能性があります。解体後も良好な関係を維持するために、以下の点に注意しましょう。

• 解体前の挨拶：
  • 工事前に近隣住民の方に挨拶し、工事内容や期間などを伝えましょう。
• 工事中の配慮：
  • 騒音や粉塵対策を徹底し、近隣住民の方への配慮を心がけましょう。
• 解体後の挨拶：
  • 工事完了後にも挨拶に行き、お礼と工事中の迷惑に対するお詫びを伝えましょう。
• 定期的なコミュニケーション：
  • 解体後も近隣住民の方と定期的にコミュニケーションを取り、良好な関係を維持しましょう。

まとめ

売却前提で解体する場合、境界標、越境物、近隣との関係性について事前にしっかりと確認しておくことが重要です。これらのポイントに注意することで、解体後のトラブルを回避し、スムーズに売却を進められるでしょう。

一宮解体センターでは、解体に関する相談や見積もりを無料で行っています。古家の売却や解体についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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