室内のもので、解体の際に置いていっても撤去費用がかからない物はありますか?
解体費用には以下の処分費用が含まれています
・木製タンス
・木製食器棚
・木製椅子/机
・木製ベッド
・建具(窓/戸)
・畳
・キッチン/レンジフード
・浴室
・洗面台
・トイレ
・換気扇
・スチールラック、その他金属製品
その他にかかる費用には何がありますか?
これらの処分には解体費用とは別に処分費用がかかります
・各大型家電(冷蔵庫/洗濯機)
・各小型家電
・カーテン
・じゅうたん
・衣類、布団類
・その他の布製品/革製品
・電池
・茶碗/陶器類
・植栽/生木
・ソファー
・マットレス
・プラスチック製品
・樹脂製品
・消火器
・その他、仕訳に時間を要するもの
※「まだ使える物」「価値のある物」がございましたら、不用品買取りサービスをご利用ください
自分で処分しなければならないものもありますか?
遺影・遺骨など弊社では処分できないものもございます。
詳しくはお問い合わせください。
不用品買取りサービスについて教えてください。
一宮解体センターでは不用品買取サービスも行っております。
出張サービスをございますので、お気軽にご利用ください。
家電製品
・テレビ
・パソコン
・掃除機
・電子レンジ
・オーディオ機器 など

ファッション類
・着物
・小物
・コート
・スーツ など

ゲーム・ホビー
・ゲーム機
・コレクター品
・楽器
・レトロおもちゃ など

雑貨
・家具
・カメラ
・食器
・化粧品・香水
・お酒 など

ブランド品
・カバン
・財布
・腕時計
などのブランド品

ダイヤ・貴金属
・ダイヤモンド
・金・銀
・プラチナ
・パール
・珊瑚 など

出張査定承ります
建物解体見積りと併せて訪問査定を行います。
弊社担当者まで是非お申し付けください。

地中埋設物とはどのようなものがありますか?また処分はどうすれば良いですか?
地中埋設物とは
解体工事を行う上で必ず確認しておきたいことは「地中埋設物」の有無です。地中埋設物とは、解体した後の地中に埋まっているコンクリートガラや杭、燃えカスなどの産業廃棄物などの残骸の事を指します。一般的に10%~20%の割合で地中埋設物があるとされており、建物建築前の埋め立てや、利用状況によって影響されます。
注意しなければいけない理由
地中埋設物については大きく分けて2つのリスクがあります。1つ目は今後、建物を建築する際のリスク、2つ目は撤去費用に関するリスクです。
建物の建築に関するリスク
例えば、大地震が発生した際に地中埋設物が埋まっている土地は地盤が弱いため、建物に大きな損傷を与える可能性があります。また、汚染物質等が埋設されていると、衛生・健康面の観点から見ても問題があります。
撤去費用に関するリスク
例えば、地中埋設物を放置した状態で土地を売却し、工事中に買主によって発見された場合、売主にも責任が問われる場合があります。こうした地中埋設物の撤去費用をめぐって裁判などで争われることも珍しくありません。こうしたリスクを回避するためには、解体工事を機に地中埋設物の撤去も行う必要があります。
地中埋設物一例




その他、地盤を支えるための支持杭(コンクリート)も埋設物に含まれます。
一宮解体センターでは地中埋設物撤去も承ります。施主様に撤去工事の方法・費用をご理解いただいたうえで進めていきますのでご安心ください。
解体工事前にやらなければならないことには何がありますか?
お客様が解体工事をされる前にご対応いただきたいことが、ライフラインの供給停止です。
電気
契約している電気会社に連絡をして下さい。電力の使用停止、電気メーターの撤去、電線の撤去を依頼します。基本的には無料で行っていただけますが、スケジュールには余裕をもって連絡をするようにしてください。
参考
中部電力パワーグリッド
・一宮支社 電話0120-929-708 ※一宮市、稲沢市(平和町以外)
・小牧営業所 電話0120-929-580 ※江南市、岩倉市、丹羽郡、小牧市、犬山市
・津島営業所 電話0120-929-475 ※稲沢市平和町、愛西市、あま市、津島市、弥富市
ガス
ガスボンベやガスメーターに記載されている会社に連絡をして、供給停止をして下さい。立会いが必要な場合もありますので、スケジュールには余裕をもって連絡をするようにしてください。
参考
東邦ガス お引越し専用ダイヤル 電話0120-015-455
※プロパンガスはご契約会社へご連絡下さい。
電話
電話の停止と引き込み線の撤去を依頼します。数日で撤去できる場合が多いですが、こちらもスケジュールには余裕をもって依頼をするようにしましょう。
参考
NTT西日本 電話0800-2000116
インターネット
契約の種類によっては、電柱から光ファイバーが引かれているものがあるので、この場合は撤去が必要です。無線のインターネットを利用している場合には撤去の申請は不要です。
ケーブルテレビ
契約会社に連絡をし、撤去の手配をお願い致します。
また、アンテナなどの設置をしている場合は、撤去の依頼を合わせてお願い致します。
参考
ICC 電話0120-993-138 ※一宮市
稲沢CATV 電話0120-30-3399 ※稲沢市
クローバーTV 電話0120-240-968 ※津島市、愛西市、弥富市など
浄化槽
浄化槽は解体工事業者でも撤去が可能ですが、浄化槽の中身が残っていると撤去ができません。事前に清掃業者への連絡をしておくことで、スムーズに解体工事を行うことができます。
※汲み取り・清掃を依頼して下さい
※水道の停止は解体工事後に行いますので、事前の手続きは必要ありません。
建物を解体せよくあるご質問ず放置すると、どんなデメリットがありますか?
産業廃棄の費用や重機を動かす燃料代は年々増加しているため、先送りにすればするほど費用が高くなります。
また、建物の劣化の損傷によって倒壊の危険性が高いと判断された場合(※)には、行政代執行で強制的に解体され、費用だけ請求される場合もあります。



※空家等対策の推進に関する特別措置法に定める特定空家等に対する措置のこと
特定空家とは、
- 倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
- 著しく衛生上有害となるおそれのある状態
- 適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態
- その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが 不適切である状態 にある空家
近年は空き家の増加が社会問題となっています。
なぜ空き家が増えると問題になるのでしょうか?
近隣への影響
長期間空き家を放置してしまうと、近隣住民や第三者に不利益・損害を与えます。
特に空き家の老朽化が進むと、「雑草・悪臭などの衛生環境の悪化」「不法侵入などによる治安の悪化」「景観の悪化」といった問題を引き起こします。
また、一度不法投棄などが始まると、不法投棄のたまり場になり、後に空き家を解体する際に、余分な処分費用が発生します。

放火の危険性
総務省の調べによると、令和5年に愛知県内で発生した火災発生件数の約13.4%が放火及び放火の疑いによるものでした。放火犯の心理は理解しがたいものですが、「①ゴミや可燃物が放置されている」「②ひと気がなく、通行人の目に触れにくい」「③燃えやすい構造」の条件を満たしている建物が放火の被害にあいやすく、空き家はこれらの条件が揃っている場合が多いです。
また、万が一放火されてしまった場合に、近隣への損害賠償や建物の解体に発生する費用は非常に大きいものになります。通常の火災保険では保険が下りない可能性も高く、損害賠償を全額負担しなければならないかもしれません。

倒壊の危険性
長期間空き家を放置してしまうと、空き家が廃墟化してしまいます。そうなると、台風や地震といった自然災害によって倒壊する危険性が高まります。
もし実際に倒壊し、近隣住宅へ被害が及んだ場合は損害賠償責任を負わなければなりません。及んだ被害の大きさによりますが、建て替えが必要なほどの被害であれば、数千万円という賠償を支払わなければいけなくなります。

初回相談から完了までの流れを教えてください。
解体スケジュール
① 現場調査
建物の測量や現場付近の交通状況、残置物の有無などを確認します。
建物の図面をお持ちの場合は事前にご提供をお願いいたします。

② ご要望ヒアリング
解体工事を行う上でのお悩みや、解体工事後の土地活用などについてお伺いいたします。事前に伝えておきたいことがございましたら、お気軽にご連絡ください。

③ お見積り提案
現場調査での診断結果をもとに、費用等を詳細に記した見積書にてご提案いたします。また、工事の流れについても説明いたします。
※建物の解体前に、アスベスト含有建材かどうかの調査が必要です。
調査結果、金額などは見積書に記載して説明いたします。

④ ご契約
工事内容・工事代金・工期など、お客様にご納得いただいたうえでのご契約となります。

⑤ 各種届出書類作成・提出
解体工事着工前に、当社から各行政機関へ解体工事やアスベスト除去工事等に関する届出手続きを行います。
※各法律に基づいて適切に申請を行います。

⑥ ライフラインお手続き
解体工事着工前に、ライフライン(電話/電気/水道/ガス/インターネット)に関するものは全て切って頂きます。各業者に「解体します」と先にお伝えいただくとスムーズです。

⑦ 近隣挨拶
工事前に近隣の皆様に挨拶をさせていただき、トラブルを防止する取り組みを実施します。

⑧ 工事開始~完了
天候が悪いなど、不測の事態が無い限りは予定していた工事完了日までに工事を完了いたします。

⑨ 完了のご確認・引渡し
お客様立会いのもと、解体工事後に仕上がりの確認を行います。問題なければ土地の引渡しが完了いたします。

解体後、建物が登記されている場合は「建物滅失登記」の申請が必要となります。
詳細は担当者までご相談下さい。
お客様にお手続きいただく内容につきましては、その都度、事前に担当者からご案内いたしますのでご安心ください。
解体工事の詳細について教えてください。
「解体工事の流れ」10ステップ
① 足場組立て
現場の安全性と、作業効率を上げるために足場を組み立てます。基本となる足場の組み立ては慎重に行います。足元を安定させる足場は良い解体工事の基本となります。

② 足場養生
周辺のお宅や植木、車などが汚れないよう専用のネットで足場を覆います。解体工事を行う際に発生する騒音や飛散防止の役割も果たします。

③ アスベスト除去
天井・梁・壁などのアスベスト含有建材を撤去します。
アスベストが飛散しないよう、慎重かつ的確に除去を行います。

④ 内装解体
断熱材、建具、畳、石膏ボードなど建物内部で解体ができる全てのものを手作業で解体します。建設リサイクル法により分別が義務付けられており、とても重要な作業です。

⑤ 屋根材おろし
スレートや瓦を撤去します。屋根の上部からバチで丁寧に剝がしていきます。屋根を先に解体しておかなければ、勾配で滑り落ち、養生シートを突き破る恐れがあります。

⑥ 重機による解体
躯体部は重機を使用して解体してきます。施工現場の道路状況によって、搬入できる重機が変わります。重機によって工期が延びたり、逆に短縮できたりします。

⑧ 産業廃棄物処理
建物の基礎を解体した後、産業廃棄物を分別し、運搬を行います。産業廃棄物収集運搬許可を所有している工事会社しか運搬は出来ません。

⑨ 基礎解体
建物と地盤のつなぎ目部分にある「基礎」を解体する工程になります。
基礎は大きく2つの種類があり、杭基礎と直接基礎に分けられます。

⑩ 地中埋設物確認
建物の解体が完了したら、地中にコンクリートガラや杭、廃材などが埋まっていないことを確認します。工事後の土地活用をする際には、必ず必要な工程になります。

⑨ 整地
解体工事で掘り起こされた土地を平らに整備していきます。

解体工事を成功させる秘訣はなんですか?
解体工事を成功させる秘訣6ヶ条
第1条 信用のできる、しっかりとした解体工事業者を選ぶこと
お客様と工事業者にしっかりとした信頼関係が構築されなければ良い工事は出来ません。
信頼できる解体業者を選ぶポイント
- 要望に素早く対応してくれるか?
- 見積り内容が詳細で説明が丁寧か?
- 担当者からの報告・連絡頻度が多いか?
- マニフェスト発行等、法令順守されているか?
- 地域密着で実績のある会社かどうか?


第2条 解体物件の予算相場を明確にしましょう
安すぎる解体業者は、それ相応のリスクがあります。
適切なプランニングを行うためにも、予算を明確に伝えるようにしましょう。

第3条 要望、伝達事項、約束などは記録に残すこと
後で言った言わないでトラブルにならないように、打ち合わせ内容を記録しましょう。
弊社では、打ち合わせ内容をまとめ、お客様へ控えをお渡しいたします。

第4条 ご近所へのご挨拶は忘れずに行いましょう。
工事中は、騒音や揺れ、粉塵などで近隣の方々に迷惑をかけることになります。
弊社では、着工前、着工中、完工後の3回近隣挨拶を行います。

第5条 ときどき現場をチェックしましょう。
現場を見るのは解体業者の責任ですが、お客様もチェックをされると安心です。
解体する箇所としない箇所については、何度も確認をするようにしましょう。

第6条 解体工事を行う時期を考えましょう。
産業廃棄物の処分価格や職人の人件費が高騰しております。
早めの工事が解体のコストを下げます。

「価格」も重要な指標ですが、価格だけで選ぶと解体工事は必ず失敗します。
解体業者を選ぶ際には上記の項目を指標にして選定しましょう。
一括見積サイトを使うメリット・デメリットは何ですか?
インターネット上にある一括見積サイトを使用すると、複数社の見積を確認することができます。ただし、その見積はサイト運営会社の手数料が含まれた価格となっているため、注意が必要です。
また、安さだけで業者を選ぶとトラブル発生の原因となることがあります。
詳しくは「選ばれる理由」のページもご覧ください。